栗原有紀夫はペンション野ばらのオーナー!再開の時期や移転についてもリサーチ!

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こんにちは!管理人の妻です。

我が家がある宮崎県の隣県、熊本県は2016年の4月熊本地震に襲われました。

震度7を観測する地震が2回、最大震度が6強の地震が2回、6弱の地震が3回も発生しています。

九州地方では初の震度7の観測事例となり、内陸型(活断層型)地震でマグニチュード6.5以上の地震の後に震度7が2回観測されるのは異例のことだったそうです。

また内陸型地震でのM3.5以上の地震回数は1995年以降最多となっているそうです。

我が家も隣県ということもあり、今までに経験したことのない大きな揺れを感じました。

前震の揺れが非常に大きかったため本震と思い込み、次の日の夜中にまたもや非常に大きい揺れを感じ、恐怖と不安で眠れなかったことを思い出します。

最悪の事態が起きた時息子をどう守るか、また家や仕事や生活はどうなるんだろうと考え続ける毎日でした。

息子が産まれる前、夫婦2人きりの最後の旅行先として阿蘇を選びました。

南阿蘇村のお宿に泊まり、草千里ケ浜を歩き、白川水源で涼を取り、米塚を見ながらドライブし、とてもいい思い出でした。

そんな南阿蘇村も阿蘇大橋が崩落するなどの信じられない大きな被害を受けました。

南阿蘇村の人気ペンション「風の丘・のばら」は九州で初めて開かれたペンションです。

このペンション野ばらも、木造の本館と新館、住宅の3棟が全壊したとのこと。

ペンション野ばらは先述した私達夫婦の旅行宿泊先の最終候補になっていただけに、とてもショックでした。

今回はペンション野ばらのオーナー、栗原有紀夫さんと家族についてやペンション野ばらの再開の時期や移転について、また熊本地震の被害状況についてもリサーチしました!

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栗原有紀夫(くりはらゆきお)さんについて

ペンション野ばらのオーナー、栗原有紀夫さんはFacebookの情報によると、12月28日生まれです。

生まれ年は不明なのですが、1983年に高校を卒業されてるそうなので、現在52歳くらいかと思われます。

福岡県福岡市出身、熊本県阿蘇郡在住です。

1983年に長崎県立島原高等学校を卒業。

その後、愛知県名古屋市の名城大学に入学後、カナダのバンクーバーにあるPacific Northwest language Vancouverという大学に留学されていたみたいです。

その後、カナダの大学とバンクーバーの大学を卒業されたのち、1989年4月からペンション野バラの二代目のオーナーになられたようです。

栗原さんのブログを見ると、ご自身のことを「元首相似オーナー」とおっしゃってます。

お写真を見ると、2009年9月から2010年6月まで首相を務めたあの方によく似ていらっしゃいます。。。

ご本人曰く昔は「ジャニーズ系」とよく言われていたそうです。

確かにお顔もかっこよくて紳士的な感じがしますし、とっても優しそうな雰囲気の方です。

ご本人の写真もたまに出ているブログはこちらです。

↓↓ 元首相似オーナーの「野ばら」ブログ ↓↓

※こちらは2014年から更新はされておらず、近況が気になるところですね。

家族について

栗原さんのご家族は現在、奥様、小学生の息子さんと3歳になる娘さんがいらっしゃるようです。

震災前はご両親や妹さんのご家族と共にペンション運営されていたようです。

ブログにも「野ばら一家」と称し、ご家族の日々の生活が綴られていました。

現在はご両親と妹さん家族とは離れて暮らしていらっしゃるようですね。

震災前は家族一丸となってペンションを切り盛りされていたと思います。

思ってもみなかった自分達ではどうにもできない状況になり、家族離れ離れになって暮らさなければいけない状況を思うと、とても胸が痛みます。

ペンション野ばらについて

ペンション「風の丘・野ばら」は南阿蘇村河陽のメルヘン村にありました。

阿蘇外輪山や遥か遠くには雲仙普賢岳を望む美しい自然に囲まれた小高い丘の上にありました。

カントリー調で統一された館内や南阿蘇外輪山を望める半露天風呂、四季折々の欧風フルコース料理、あとは何といっても野ばら一家の温かいもてなしが人気のペンションでした。

1979年に栗原さんのお父様が初代オーナーで九州第一号のペンションとしてオープンさせました。

その後1989年4月から栗原さんが二代目のオーナーとなり、震災前の2016年まで約30年間、年間3000人ほどの沢山のお客様を迎えていたそうです。

再開の時期について

熊本地震で、メルヘン村周辺では4月16日未明に、大規模な土砂崩れが起きました。

ペンション野ばらは木造の本館と新館、住宅の3棟が全壊しました。

栗原さんは地震の時の様子をこのように語っています。

「激しい揺れで目を覚ますと、家具が飛んできた」と語る。

妻と2人の子供とともに外に飛び出し、住宅部分に閉じ込められた両親を壁の割れ目から助け出した。

明るくなってから周囲を見ると、近くで土砂崩れが起きており、「もう少しで死んでいた」と恐怖を感じた。

また、子供たちのことにも触れ「子供たちを失っていたら本当に立ち直れなかった、生きていてくれて幸せを噛みしめている」とも語っていました。

2017年6月現在、ペンション野ばらの公式ホームページにはこのような案内文が掲載されています。

平成28年4月16日午前1時25分頃より断続的に発生した、
熊本・阿蘇を震源とした大きな地震により、被災された方々へ心より見舞い申し上げます。

現在、南阿蘇地域は周辺の道路が通行困難になっており、お客様を迎え入れる事が出来ない状況となっています。当館にも停電等により、電話の繋がらない状況でご迷惑をおかけしております。

お客様の安全を第一に考え、復旧の目処がたつまで休業とさせて頂きます。
そのため、現在より営業再開までに頂いているご予約は一旦すべてキャンセルとさせて頂きます。

お客様を、また元気にお迎え出来ますよう従業員一同精一杯努めてまいりますので、
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

また、栗原さんのFacebook の2017年6月の最新の投稿にはこのように再開について記されていました。

今年の3.11は特別な想いを抱き過ごしました。

東北の方々に比べれば私個人はずっと幸せです。何より家族が無事でしたし、大切な物も家から取り出せました。

残念ながら、未だ光が見えない状況で険しい道のりです。

再開には2~3年かかるかもしれませんが、全力で成し遂げることでご支援いただいた多くの方々に恩返ししたいと思っております。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

どうやら再開については厳しいらしく、その時期についても2~3年かかるかもとのことで、明言出来る様な状態ではないようです。

私達には想像も出来ない様々なご苦労があられるんだと思います。

ゆっくり再開を待ちたいですね。

移転について

栗原さんがオーナーのペンション野ばらがあるメルヘン村では、斜面崩落が酷く全6軒のペンションを移転するという検討もされているようです。

ただ、国の防災集団移転事業の基準は10戸以上となっておりその条件を満たせていないので動くことが出来ないそうです。

東日本大震災では特例として5戸でも認められとのことですが、条件の緩和は難しいようです。

現在はほかの移転希望地区と合わせて10戸にする案を模索しているとのことです。

30年以上住み慣れた土地を離れるということは苦渋の決断でしょうね。。

再開、移転、いずれにしても吉報が入るのを待つばかりですね。

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熊本地震の被害状況について

熊本県は地震によって多くの被害にみまわれました。

土砂崩れや住宅の倒壊などで合計50人の死亡が確認され、そのうち家屋倒壊で37人、土砂災害で10人が死亡したとみられます。

また震災後の避難生活でのストレス、車中泊でのエコノミークラス症候群や持病の悪化が原因の震災関連死も多く報告されています。

2017年4月の時点では170人が震災関連死と認定されています。

住宅の被害も多く、全壊約8,600棟、半壊約34,000棟、一部破損が約155,000棟確認されています。

また、国の特別史跡である熊本城や、重要文化財である阿蘇神社などでも建物の倒壊や崩落が見られました。

熊本城に関しては、元の姿に戻るまで20年かかるともいわれています。

南阿蘇村の被害について

ペンション野ばらがある南阿蘇村では、特に土砂災害の被害が集中していました。

南阿蘇村での土砂災害による死者は10人にものぼります。

南阿蘇村立野地区では、本震による土砂崩れによって阿蘇大橋が崩落しました。

また、国道57号も多くの個所が寸断され、県道28号俵山トンネルも通行止めになりました。

崩落した阿蘇大橋の西側には土砂崩壊地が新たに見つかり、地区のほぼ全域に避難勧告が出されました。

南阿蘇で唯一の救急病院である阿蘇立野病院も、崖崩れの危険性があるため閉鎖されました。

九州電力の黒川第一発電所では貯水槽の斜面が崩壊し、麓の集落に水が流れ込みました。

阿蘇大橋の崩落現場はとても衝撃的でした。

あんなに大きな橋が崩落してしまう地震の大きさにショックを受けました。

「息子が産まれたら一緒に来ようね」と横を通りながら話した阿蘇ファームランドが避難先になっていたりしましたね。

南海トラフ巨大地震について

我が家がある宮崎県では、南海トラフ巨大地震で最大クラス(マグニチュード9クラス)が発生すると、津波と揺れにより大きな被害が起こると想定されています。

被害想定は死者数約35,000人、建物被害約89,000練、避難者数約400,000人とされています。

発生確率は今後30年以内に約70%程度と予想されており、非常に高い確率でいつ発生してもおかしくないそうです。

私達の生活は、常に自然の恩恵を受けながらも災害の危険と隣り合わせですよね。

いつ、どんな事態が起きても家族を守れるように、日頃から準備していこうと改めて思いました。

ハジメテトピックスは、熊本・阿蘇を震源とし熊本地震により、被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。

そして、栗原有紀夫さんとペンション「風の丘・野ばら」をこれからも全力で応援していきます!再開の際には、是非息子も連れて行きたいです。

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