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こんにちは!休みの日には録画しておいたドラマを一気見するのが楽しみな管理人の妻です。
もうすぐ2017年度7月期のドラマがスタートします。
中でも楽しみにしているのが、フジテレビで7月13日からスタートする『セシルのもくろみ』というドラマです。
このドラマは平凡な生活を送る専業主婦が、ひょんなことから人気女性誌の読者モデルになり、華やかなファッションの世界に飛び込んでゆくーーというストーリーです。
同世代の一般の主婦が一流のモデルの世界に飛び込むなんて、夢のあるドラマですよね!
しかも主演が真木よう子さん!個人的に大好きな女優さんなんで本当に楽しみです。
今回は、そんな『セシルのもくろみ』のドラマと原作の違いや、ネタバレやキャストもチェックしてみました!
ドラマと原作の違いは?
フジテレビで7月13日からスタートする『セシルのもくろみ』ですが、小説家唯川恵さんの同名小説が原作です。
唯川恵のプロフィール
唯川恵(ゆいかわ けい)さんは1955年2月1日 生まれで現在62歳です。
石川県金沢市の出身です。
石川県立金沢錦丘高等学校を卒業後、金沢女子短期大学(現金沢学院短期大学)を卒業されています。
その後北國銀行に就職し、10年のOL生活を経験しています。
多くの習い事を経験していたがどれも続かず、唯一継続出来ていた日記から小説を書くことになったのだそうです。
受賞歴は、29歳の時に『海色の午後』で1984年に集英社第3回コバルト・ノベル大賞受賞。
この受賞を機にデビューしています。
『肩ごしの恋人』で2001年に第126回直木賞受賞。
『愛に似たもの』で2008年に第21回柴田錬三郎賞受賞。
ペンネームの唯川恵は、唯川さんのお母様が若い時映画雑誌に投稿した時に使用していたペンネーム「行川奎」(ゆいかわ けい)からとったものなんだそうです。
45歳で結婚し、2004年、48歳の時に東京から軽井沢に移住されています。
原作セシルのもくろみはこちらです。
セシルのもくろみ (光文社文庫) [ 唯川恵 ]
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ドラマと原作の違い
『セシルのもくろみ』の原作ですが、30〜50代の主婦に大人気のファッション誌『STORY』で2008~2010年の間連載されていました。
現在は光文社文庫より文庫化されています。
STORY、私も大好きなファッション誌でよくチェックしていました!
『セシルのもくろみ』は平凡な専業主婦、宮地奈央が友人に誘われ軽い気持ちで応募した『ヴァニティ』という雑誌の読者モデル募集に採用されたところから物語が始まります。
プロのファッションやモデルの世界の憧れ、嫉妬、妬みなどの様々な感情や女達の思惑に巻き込まれながら、美の追求、仕事や家族、男女関係など沢山の困難を乗り越えて一流のモデルになっていき、そして自分の中の『女』としての思いに気付いていくーーというあらすじです。
元々、読者モデルというのはこの様に定義されています。
読者モデルとは、あくまでも読者代表であって、プロのモデルとはまったく異なる。
事務所にも所属しておらず、雑誌には基本的には私服で登場。
つまり職業というわけではなく、あくまでも読者の代表という一般人でありながら、世に顔が知られることになるという特殊な存在である。
連載当時の2008年頃は、読者モデルが表紙を飾ったり、専属モデルと同じ様に大きく扱われることなど考えられない時代でした。
しかし、連載終了から6年後には雑誌『STORY』の表紙を稲沢朋子さんという読者モデルさんが初めて飾ることになったのです。
この稲沢明子さん、一般の主婦で二児の母でシングルマザーでしたが、なんと38歳からモデルデビューしたそうです。
今では普通の子持ちの専業主婦の方でも普通に紙面を飾り、読者モデルから専属モデルになり、TVやCMに出演したりすることもすっかり当たり前になりました。
SNSで個人の発信力が強くなり、現在ではインスタグラムなどで人気がある一般の主婦をファッション誌の方からスカウトする様なことも沢山あります。
また、人気読者モデルとコラボした商品が販売されるなど、読者モデル市場が一つのビジネスモデルとしてもしっかり確立されてきています。
雑誌『VERY』読者モデル出身の滝沢真知子さんや星玲奈さんも主婦層から絶大な人気を誇っており、大人気ですね。
セシルのもくろみは、読者モデルのそんな現実を予言していたのではないか?と言われています。
さて、そんなセシルのもくろみと原作とドラマでは大きく2つの違いが今のところ分かっています。
①主人公宮地奈央の夫の職業
一つ目の違いは、ドラマでは、真木よう子さん演じる主人公宮地奈央の夫の職業は金型仕上げ工となっています。
原作では宮地奈央の夫の職業は自動車エンジニアとして働いています。
ドラマですので、スポンサーや予算の関係があり変更されているのかもしれません。
もしかしたらドラマの中に何かこの職業であることが絡んでくるのかもしれませんね。
②主人公が読者モデルになった経緯
二つ目の違いですが、主人公が読者モデルになった経緯が異なります。
ドラマでは、主人公宮地奈央はスカウトがきっかけでモデルとなっています。
原作では、樋口文香という友人から、読者モデルに一緒に応募しようと誘われます。
その友人が2人分エントリーし、結果、宮地奈央は読者モデルに採用されることとなりました。
ドラマでは雑誌「ヴァニティ」の編集デスクである黒沢洵子(板谷由夏)によってスカウトされるようですので、主人公の運命を変える最初のきっかけとして、ドラマ序盤ではこの2人の出会いが一番のハイライトでしょうね。
ドラマの結末まで重要な間柄の二人なので、設定を変えたのかもしれませんね。
原作で主人公の運命を変えた樋口文香役はどうやら登場しないようです。
その代わりを担うようなキャストは、また今後出てくるかもしれませんので楽しみです。
ネタバレやキャストもチェック!
原作のネタバレ(セシルのもくろみ原作の結末ネタバレになります、ご注意下さい。)
フジテレビで7月13日からスタートする『セシルのもくろみ』ですが、原作のネタバレはこちらです。
1.読者モデルに応募〜合格、ミーナさんとの出会い
宮地奈央は38歳の平凡な専業主婦です。
自動車メーカーで働く41歳の夫・伸行と、中学に入学したばかりの13歳の息子・智樹とともに高層マンションでごく普通の生活を送っています。
息子の手が離れ自由時間が増えるようになったところ、友人の樋口文香(あやか)か人気女性誌「ヴァニティ」の読者モデルに一緒に応募しようと誘われます。
奈央は書類選考を通過し、面接に進みます。
面接後、奈央は落選すると思っていましたが編集デスクの黒沢から合格との連絡が来ます。
一緒に応募した友人文香は選ばれなかった様子で、自ら断った、読者モデルは下品だ、好きにすれば、と言われケンカになります。
読者モデルに決まった奈央。家族の反対もありませんでした。
他にはハーフ系美人の坂下グレース葵、奥様系美人、小田亜由子が合格していました。
奈央のメイク担当は年齢不詳の金髪ピアス、安原トモという男性。
奈央に『読者モデルとしてもレベルが低い、でも、それは今のあなた。これからのあなたじゃない』と言います。
奈央は他の二人に比べるとダサいが、その中にも可能性があったと言います。
トモからとりあえず痩せろと言われた奈央は我慢して5キロ痩せるが、やつれてしまい怒られてしまいます。
私用の洋服などを持参する企画でも、葵と亜由子の持ち物は比べ物にならないレベルで豪華で恥をかきます。
「ヴァニティ」創刊6周年パーティで安原トモは奈央に、フランソワーズ・サガンの小説『悲しみよこんにちは』の主人公セシルの話をします。
セシルは可愛い女の子だが、裏にもくろみを持っている。
女はみんな、心の中にセシルが棲んでいる。奈央の中にもいる、という話をします。
そんな中、奈央の単独企画が持ち上がるが、すごい髪型にされてしまい企画がボツになります。
息子の智樹の学園祭に出かけた奈央は、「ヴァニティ」カリスマモデルとして大人気の沢口美奈子(ミーナさん)と出会います。
「ヴァニティ」を全てチェックしているミーナさんは、奈央に握手を求めます。
年齢がモデルでも上の方になり「ヴァニティ」を離れるしかない状態であることや、彼女のために新しい雑誌が立ち上がるかもしれないということ、ミーナさんの夫は有名小説家であることなどを安原トモから聞きます。
2.安永舞子の復帰〜南城編集長への恋心と結末
「ヴァニティ」のno.2とno.3のモデルがケンカをしクビになります。
奈央と読者モデル仲間の葵は読者モデルから専属モデルになることが決定します。
しかしカメラマンとの不倫写真がメールに添付さればらまかれます。
それを行った犯人は同じ読者モデル仲間の亜由子でした。
葵も亜由子も読者モデルを辞めることとなります。
「ヴァニティ」は大幅リニューアルされ、新しいモデル達が入ります。
奈央自身も次期表紙モデル候補となっていることを知り、やる気を見せます。
ところがまったく名前の挙がっていなかった女性が表紙モデルとして決定。
また、元「ヴァニティ」No.2モデルでTVのコメンテーターで活躍中の安永舞子も復帰します。
他の読者モデルが去り、奈央の単独企画もボツになり、クビになってしまうことになります。
最後に、ドレスアップして夫とデートする企画が入りますが、当日夫が欠席します。
編集長の南城が夫の代役になりますが、奈央は南城に対して淡い恋心を抱いてしまいます。
その後専属モデルとして奈央は復帰し、ライターの里美に支えてもらいながら奈央はモデルを続けます。
ヴァニティのカバーモデルは新しいモデルとなりましたが、売れ行きは悪く現場の雰囲気も悪くなります。
そんな中、新雑誌『ジョワイユ』が創刊されることになります。
その編集長がなんとあのカリスマモデル沢口美奈子でした。
奈央も引き抜きの声がかかりますが、ヴァニティを裏切ることは出来ず断ります。
さらに、ヴァニティから編集長の南城が左遷されることになってしまいます。
編集長に対して恋心を抱いていた奈央は、編集長と一線を越えてしまいます。
沢口美奈子も編集長も居ないヴァニティで専属モデルとして上り詰めてゆく奈央の元に1本の電話がかかってきます。
電話の主は、かつてヴァニティの読者モデルを一緒に受け、落選した友人の樋口文香でした。
樋口文香は沢口美奈子から直接誘われたジョワイユでモデルをすることになったと告げます。
読者モデルとは違うという話を聞き、奈央は心の中に熱く燃え上がるものを感じるのです。
・・という結末でした。
するすると奈央がトップに上り詰め、ハッピーエンド!という感じにならないのがまたいいですね。
女達のセシルのもくろみはまだまだ続いて行く、ということなのでしょう。
後日談が描けそうな原作の終わり方なので、もしかしたらドラマが大ヒットして映画化?とか、スピンオフが制作されたり、というのはありそうですね!
いずれにしてもドラマはオリジナルな結末になりそうですね。
個人的にはトップモデルに上り詰めた奈央が、自分の成功だけでなく、周りの人達の人生や価値観、雑誌の購読者までも様々な影響を与えた、という感じが見たいです!
ドラマの第一話のあらすじ
ドラマ『セシルのもくろみ』第一話のあらすじはこちらです。
宮地奈央(真木よう子)は、金型仕上げのエンジニアである夫・伸行(宇野祥平)、中学生の息子・宏樹(佐藤瑠生亮)と北春日部に暮らす主婦。
息子に少しでも多くご飯を食べさせることや、パート先の惣菜店のお手製ポテトサラダが人気なことなど、日々の小さな幸せが自分の幸せだと満足している、体育会出身の威勢が良い女性だ。
ある日、奈央は、人気女性ファッション誌『ヴァニティ』の編集デスク・黒沢洵子(板谷由夏)から読者モデルとしてスカウトされる。
南城彰(リリー・フランキー)が編集長を務める『ヴァニティ』は、「ハマユカ」の愛称で知られ、絶大な人気を誇る浜口由華子(吉瀬美智子)がカバーモデルとして君臨。
情報番組のコメンテーターとして活躍中の安永舞子(長谷川京子)も、かつてはモデルとして在籍していた。
ファッションブランドのPRの職を失い、今はファッションライターとして大成しようともがいている沖田江里(伊藤歩)は、洵子から奈央のことを聞き、北春日部まで会いに行く。
そこで江里は、命がけで稼げるモデルにする、と必死に説得し、一度は誘いを断っていた奈央をオーディションに参加させる。
が、自分を美しく見せること自体に抵抗を感じていた奈央は、撮影でも上手く笑うことすらできない。
それでも奈央は、江里やカメラマンの山上航平(金子ノブアキ)、カリスマヘアメイクの安原トモ(徳井義実)の力を借りて撮影に挑み…。
(セシルのもくろみオフィシャルサイトより)
第一話では読者モデルにスカウトされるところから、主要キャストとの出会い、オーディションと最初の撮影までが描かれるようです。
どのように演出されてるかが楽しみですね!
キャストもチェック!
ドラマ『セシルのもくろみ』の気になるキャストですが、華やかなファッション/モデル業界を描いてるだけあり、主要キャストが全員主演になってもおかしくないくらい、とっても豪華です。
主要キャストとスタッフはこちらです。
キャスト
宮地奈央(主人公) 真木よう子
- 浜口由華子(『ヴァニティ』カバーモデル『ハマユカ』) 吉瀬美智子
- 沖田江里 (『ヴァニティ』ライター)伊藤歩
安永舞子 (『ヴァニティ』元No.2モデル、現TVコメンテーター)長谷川京子
黒沢洵子 (『ヴァニティ』編集部デスク)板谷由夏
南城彰 (『ヴァニティ』編集長)リリー・フランキー
安原トモ (カリスマヘアメーク)徳井義実
- 山上航平 (『ヴァニティ』の専属カメラマン)金子ノブアキ
- 小池雅美 (『ヴァニティ』編集部員)小野ゆり子
- 石田信也 (『ヴァニティ』副編集長)眞島秀和
- 平井早紀 (セレブ主婦ライター)石橋けい
- 登坂千絵 (スタイリスト役)伊藤修子
- 坂下葵 (新人主婦モデル)佐藤江梨子
- 小田萌子 (美人読者モデル)藤澤恵麻
- 宮地伸行 (奈央の夫)宇野祥平
- 宮地宏樹 (奈央の息子)佐藤瑠生亮
- 森 泰生 (奈央の地元の友達)加藤雅人
- スタッフ
- 原作 唯川恵「セシルのもくろみ」(光文社文庫 刊)
- 脚本 ひかわかよ(『救命病棟24時・第5シリーズ』、『医龍4』)
- プロデュース 太田大(『名前をなくした女神』、『ファースト・クラス』)
- 金城綾香(『5→9~私に恋したお坊さん~』、『営業部長 吉良奈津子』)
- 浅野澄美(『最後から二番目の恋』、『最高の離婚』)
- 演出 澤田鎌作(『CHANGE』、『不毛地帯』)
- 並木道子(『最高の離婚』、『問題のあるレストラン』)
- 高野舞(『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』)
となっています!
ドラマと原作では多少名前の違うキャラクターもいますが、設定はほぼ同じですね。
女性俳優陣が豪華すぎて、画面を見てるだけでもワクワクして来ますね!
ファッション、ファッション誌、自立した女性達、女の嫉妬や妬み、ドロドロとした人間関係、策略、複雑な男女関係、家族、などのキーワードで沢尻エリカさんが主演していたドラマ『ファースト・クラス』を思い出しました。(大好きで全話しっかり見ました。)
あのドラマも出演陣が豪華で、板谷由夏さんも鬼編集長役で出演されていた記憶があります。
そしたら、プロデュースの太田大さんはなんとファースト・クラスも手掛けてる方でした!
他にも真木よう子さんが出演されてて私も大好きだったドラマ『最高の離婚』や、吉瀬美智子吉瀬美智子さん、伊藤歩さんが出演されてた大ヒットドラマ『昼顔』(近々映画を見に行く予定です。。笑)のスタッフも今回参加されているようなので、豪華なキャストだけでなく、非常に面白いドラマが出来そうですね!
公式サイトだけでなく、オフショットも見れる公式インスタグラムも開設されていますので、気になる方は是非チェックして見て下さい!
私もドラマが始まるまでに原作を見返してワクワクして待っておこうと思っています!
ハジメテトピックスは、ドラマ『セシルのもくろみ』を全力で応援していきます!
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