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※2017/8/28、対応するキーに関する記事の内容に誤りがありましたので修正いたしました
こんにちは!かつてはプロミュージシャンを目指していたほど音楽が大好きな管理人です。
いわゆるロックバンドでギターを弾いていたのですが、大人になってからはいろんな音楽を聞くようになって、
バイオリンのような弦楽器が入ったクラシック音楽や、トランペットやサックスなどの管楽器が入ったジャズのような音楽も好きになりました。
特にサックスなんて吹けたらかっこいいなーと思っていましたが、管楽器などは値段が高いし、難しそう。。。
そんな管理人が「これ欲しい!」と思った楽器が、今回ご紹介するVenova(ヴェノーヴァ)です。
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新しい楽器ということで、非常に気になりますね。
どんな楽器なのか、早速リサーチしてみました!
Venova(ヴェノーヴァ)がヤマハから発売!
Venovaは日本が誇る老舗楽器メーカーであるヤマハが新しく発売する管楽器です。
ちなみにVenovaという言葉は、ラテン語で「風」を意味する「ventus」という単語と、「新しい」を意味する「nova」を組み合わせた造語だそうです。
管楽器というと、サックスを見ても押さえるところが多くて大変そうなイメージがありますが、Venovaはリコーダーのような簡単な指づかいで演奏できます。
ですが、リコーダーのような可愛い音色ではなく(リコーダーはリコーダーで哀愁と郷愁を誘う素敵な音ですが)、
サックスのようなポピュラー音楽に馴染み深い音色を出すことが出来ます。
気になる発売日は8月30日、実売予想価格は1万800円(税込)と非常にリーズナブルです。
サックスなどは数十万円することもザラなので、この価格設定は素晴らしいですね。
ちなみに、海外ではすでに2017年4月に発売されており、YouTubeなどですでに多くの演奏動画を見ることが出来ます。
音が出る仕組みは?リードが必要?
まず、音が出る仕組みとしては、クラリネットやサックスなどの木管楽器と同じく、「マウスピース」と「リード」を使います。
Venovaは、マウスピースに付けたリードを震わせて音を出す、「リード楽器」です。
楽器のことはあまり詳しくない、という人向けにもっと詳しく説明しますね。
マウスピースは名前の通り、口のくわえる箇所のことで、リードというのは、そこにはめ込む細い竹のような部品です。
リード は、楽器に用いられる薄片をいい、振動して音源となる。
簧(した)ともいう。
語源は、葦(reed)であり、今日の木管楽器のリードはその一種であるArundo donax、和名ダンチク(暖竹、葮竹、葦竹(よしたけ))製であることが多い。
フリーリードは金属やプラスチックで作られる事が多い。
また、薄片を用いない空気の渦流や、唇の振動を用いる振動気柱もリードと称することがある。
このリードというパーツは消耗品です。車でいうガソリン、写真でいうフィルムのようなイメージですね。
Venovaを長く使っていくためには、定期的にリードを購入し、変えていく必要があります。
このリードが独自の規格だったりすると、買える場所が限られたり、高かったりするので嫌だなーと思っていましたが、
そこはさすがヤマハ様、ソプラノサックスと同様の規格のリードですので、全国の楽器屋さんやネットショップで購入することが出来ます。
リードで有名なメーカー「バンドレン」のリードなら楽天でも購入可能ですね。
リードを見たり買ったりしたことがないという方は、参考までにご確認ください。海外のオシャレなタバコの箱みたいですよ。(笑)
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特徴は?
丈夫で軽い!
通常の管楽器はサビないようにメンテナスしたり、パーツが多いので壊れると修理が大変だったりしていましたが、Venovaはどうでしょうか。
Venovaでは材質がABS樹脂製なので、軽くて丈夫、そしてなんと水洗いも可能とのことです!
このあたりはリコーダーの良さが生かされていますね。
ヤマハとしては、アウトドアとかでも気軽にセッションして欲しいみたいです。
運指(指使い)は?
管楽器というと楽器ごとに指使いが違ったりして、覚えるのが大変ですよね。
ただ、管楽器を演奏したことがない人でも、音楽の授業のリコーダーの授業はなんとかやれたのではないでしょうか。
Venovaはリコーダーの指使いがベースなので、初心者にも演奏しやすいです。
管理人が驚いたのは、「ジャーマン式」と「バロック式」を切り替えることができる、という点です。
ジャーマン式、バロック式、、、懐かしい響きですね。
なぜ同じリコーダーなのに、リコーダーによって指使いが違うのかと腹が立ったことを覚えています。(笑)
Venovaではこの2つの指使いから好きな方を選ぶことができるとのこと。。。文明の進化は凄いですね。(笑)
音色やオクターブ、重さやサイズは?
先ほどお伝えした通り、Venovaではソプラノサックスのリードを使います。
ですので奏でられる音色もソプラノサックスに非常に似ています。
普通のサックスよりも音が高く、若干音が細いイメージです。
管理人がすぐに思いつくソプラノサックスが入っている有名な曲といえば、、、Sting(スティング)の「Englishman in New York」ですね。
また、気になる音域ですが、2オクターブまで対応できます。
一般的なポップスを演奏するなら十分な音域ですね。
キー(調子)やサイズ、重さは?
「さて、購入してバンドで演奏しようか」と思った際に気になったのがキー(調子)です。
リコーダーのようなシンプルさを誇るVenovaですが、フラットやシャープ、様々なキーに対応できるのかな?という点が気になりました。
結論から言うと、対応しております!(本記事のコメント欄で教えていただきました、、、本当にありがとうございます!)
公式ホームページを見ると、Cキー(ハ長調、いわゆる普通のドレミファソラシド)と書いてあり、ピアノやリコーダーのように「楽譜上のドを吹けば実音のドが出る」と言うことで、親しみやすいキーですね。
ちなみに、持ち運びの際に気になるサイズや重さですが、長さ460mm、重さはマウスピースやマウスピースキャップを含めて180g(軽い!)、専用ケースは長さ507mm、重さ508gです。
これなら気軽に持ち出せそうですね。
ヤマハによると、「もっと気軽に、もっと自由に、より多くの人に管楽器の演奏を楽しんでほしい」という想いから生まれたそうです。
確かにギターやピアノに比べると、管楽器は敷居が高いイメージがありますからね。
管理人も俄然欲しくなってきました!
ハジメトピックスはVenovaと音楽を愛する人たちを応援しております!
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コメント
勘違いされているようですが楽器の調は楽譜上の音を吹いて実際にどの音が出るかのことで、どの音が出せるかとは関係ありませんよ?
C管のヴェノーヴァの場合は移調されていないので楽譜のドの音を吹いたら実音C(ド)の音が出るということです。
ヴェノーヴァと音域の近いソプラノサックスの場合B♭管なので楽譜上の音より長2度低い音が出ます。
テナーバストロンボーンのようにバルブで調を切り替えたりピッコロトランペットのようにマウスパイプの差し替えで複数の調に対応できたりするものもありますが、通常は楽器によって調が決まっています。
リコーダーのようにシンプルと書かれていますが、ソプラノリコーダーもC管ですが半音を出すことはできます。全音階より不安定になるのは否定できませんが…
どちらかというとC管と言うとピアノやソプラノリコーダーの楽譜を移調せずに使えるので、この手のお手軽な楽器としてはとても良いメリットだと思います。
null様
コメントありがとうございます。そして、、、ご指摘本当にありがとうございます。
ハーモニカのようなイメージを持っており、勘違いしておりました。
例えばクラリネットが楽譜上のCを吹いてもB♭の音が出る、ということと同じですよね?
ならば、私も購入しようという気持ちになってきました。(笑)
ブログの記事内容も後ほど修正しますが、取り急ぎお礼まで。
大変有益なコメント、ありがとうございました!