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こんにちは!「陸の孤島」と呼ばれている宮崎県在住、管理人です。
とはいえ、最近はLCC(ローコストキャリア=格安航空会社)のおかげでか、宮崎にも外国人観光客が増えてきている気がします。
管理人は出不精なのでなかなか飛行機を使ってまで遠くへ旅行することは少ないのですが、こんなに飛行機代が安くなるなら使ってもいいかなーと思い始めました。
先日宮崎でも就航することが決まったジェットスターの成田〜宮崎便なんて、オープンキャンペーン時は片道なんと871円、通常でも5,990円からですからね!
以前よりも長距離移動へのハードルが下がってきています。
そんな中、宮崎県宮崎市に本社を構える航空会社がソラシドエアです。
2015年11月末まではスカイネットアジア航空と呼ばれていましたが、社名を変更しました。
今回本ブログで注目するのは、2017年から新しく代表取締役社長に就任した髙橋宏輔(たかはし こうすけ)さんです。
一体どんな方なのでしょうか。気になる経歴や、ソラシドエア自体についてもリサーチしました。
ソラシドエア社長に就任
2017年6月22日、ソラシドエアは第20回の株主総会を実施し、その場で新しい役員体制などが決議されました。
そして、株主総会が閉会された後に記者会見が開かれ、新しく代表取締役社長に就任した髙橋宏輔さんらが出席し、新社長としての思いを語られました。
少し長いのですが、重要ですので引用させていただきます。
「本日の株主総会で選任していただきました。前任の髙橋洋社長が6年にわたって携わり、ここまで成長したソラシドエアを引き継ぎまして、身の引き締まる思いです。前職では日本政策投資銀行というところにおりまして、公共交通機関などに関わることが多かったのですが、エアラインは初めてということでこれから勉強していきたいと思います。
やはり公共交通機関はなんといっても安全な運航が一番です。当社は2002年に就航してこの8月には15周年を迎えます。前身のスカイネットアジア時代からさまざまな課題や、皆さまのご支援、また社員の頑張りがあってここまで成長してきたのだと思います。
前任の髙橋洋社長の時代に進めてきた、新機材の導入やサービスの向上、機体プロジェクト『空恋~空で街と恋をする~』などの地域密着型の活動を、私も近くで見ておりました。直近の決算におきましては、10期連続黒字と大変立派な基盤を築いてこられたと。それを引き継ぐわけでございますが、中期経営計画で『地域と世界をつなぐ』進化をするという目標がありますので、全力で推進していきたいと思います。
また、私は宮崎で生まれ、幼少のころは九州各地を転々としておりました。33年間の銀行員生活では1度も九州で働く機会はありませんでしたが、ようやく帰ってこれたという感じです。髙橋洋社長は日本政策投資銀行で一緒に働いていたこともあり、6年前にソラシドエアの社長に就任してからの奮闘ぶりも見てきております。身の引き締まる緊張感をもって、安全運航とさらなるサービスの向上を目指して、社員一同頑張っていきたいと思います」
前社長である髙橋洋さんも日本政策投資銀行出身ですが、ソラシドエアの主要株主のトップが日本政策投資銀行で、20.22%を占めております。
そこからのつながりで社長に就任されたようですね。
ソラシドエアの主要株主は?
参考までに、2016年3月31日現在の株式会社ソラシドエアの主要株主の情報をお伝えしておきます。(引用元:Wikipediaより)
- 株式会社日本政策投資銀行 20.22%
- 宮崎交通株式会社 17.03%
- ANAホールディングス株式会社 17.03%
- 米良電機産業株式会社 6.60%
- 株式会社宮崎銀行 2.77%
- 羽田タートルサービス株式会社 1.88%
- 株式会社テレビ宮崎 1.43%
- 双日株式会社 1.36%
- 宮崎空港ビル株式会社 1.19%
- 那覇空港ビルディング株式会社 1.01%
スカイネットアジア航空の立ち上げ時は米良電機さんが先頭に立っていたイメージがありますが、2004年の事業再生以降、大きく変わっていったのかもしれませんね。
また、テレビ宮崎(UMK)は主要株主に名前を連ねていますが、宮崎放送(MRT)の名前がない点なども気になりました。
髙橋宏輔の経歴は?
話を髙橋宏輔さんに戻して、経歴をご紹介いたします。
お名前は髙橋宏輔(たかはし・こうすけ)さん。
生年月日は1961年7月21日、ご出身は上のインタビューにもあるように、宮崎県のお生まれで、西都市出身です。
1984年4月に日本開発銀行(現在の日本政策投資銀行)に入行されます。
その後、金融法人部長や秘書室長、都市開発部長、常勤監査役などを経て、2015年には常務執行役員まで務められます。
あの日本政策投資銀行の常務ですから、、、日本でも有数のエリートだと言えるのではないでしょうか。
出身高校や大学は?
日本政策投資銀行の常務取締役までお勤めになられた髙橋宏輔さん。
銀行のエリートというとかなりの学歴ではないかと想像しますが、実際はどうなのでしょうか。
なんと(やはり?)出身大学は東京大学の法学部でした!(昭和59年、1984年に卒業されています)
また、出身高校はどうなのかと気になりましたのでリサーチしましたが、はっきりした情報は見つかりませんでした。。。
お父様が転勤族だったので九州各地を転々とされていたそうですが、そんな環境の中でしっかり東大法学部に入られるとは本当に凄いですね。
ちなみに、本籍地はお父様のご出身である日南市にあるそうです。なかなかの宮崎人っぷりで嬉しくなりますね。(笑)
結婚している?妻や息子もリサーチ!
2017年現在56歳の髙橋宏輔さん。
ご結婚はされているのでしょうか?もしされているとしたら、奥様や子供さんはどんな方なのでしょうか。
こちらも調べに調べたのですが、、、残念ながら特に情報はありませんでした。
ただ、銀行のご出身ですから、独身ではないと勝手に想像しております。
銀行員って、独身のイメージなくないですか?(笑)
エリート中のエリートである髙橋宏輔さんの奥様や子供さんなら、さぞかし素敵な方々なのではないのかな、と思っております。
髙橋洋元社長からのメッセージと宮崎への思い
ソラシドエアの前社長であり、業績を大きく改善させた立役者でもある髙橋洋さんは、髙橋宏輔新社長に対して「自由にやってほしい」とメッセージを送っています。
「髙橋宏輔さんは宮崎の生まれで、前社長である髙橋洋さんよりも土地のことが分かっている」ともおっしゃっています。
また、髙橋宏輔さんご自身も、ふるさとである宮崎に対する愛情をのぞかせるようなコメントを述べております。
「幼少のころは転勤族でしたので、宮崎の学校に通いこそできませんでしたが、ことあるごとに宮崎を訪れて遊んだ記憶が強烈に残っています。人間形成に色濃く影響しているのを実感しています。年を重ねると故郷に恩返しをしたい気持ちも強くなってきました。そういうところにソラシドエア社長就任の話がきました。県民の足として貢献したいと思います」
ふるさとへの恩返しをしたい、という気持ちが大きくなったこのタイミングでのソラシドエア社長就任!
これはまさに運命としか言いようがないですね。
どんなに宮崎の知名度が高まっても、実際に来れる手段がない限り、観光客は訪れることはありません。
特に宮崎のような地方都市に対して航空会社の果たす役割は非常に大きいものがあります。
地元である宮崎出身の髙橋宏輔さんがソラシドエアの社長になられたことは、宮崎県民にとって非常に大きなことではないかなと感じております。
ハジメテトピックスはこれからもソラシドエアと髙橋宏輔さんを全力で応援し続けます!