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こんにちは!甘いもの大好き、管理人です。
サラリーマンやっていると、全国津々浦々のお土産を食べる機会が多いですよね。
管理人は宮崎在住なので、九州各県のお土産をよくいただきます。
好きなのは、博多の「めんべい」です。
あの微かな甘さと明太子の味が大好きで、自分用に一箱買って、晩御飯にしたこともありました。(笑)
ああいう一枚だけがビニールに入ったもの、職場の机のパソコンの前でも食べやすいんですが、たまにちょっと食べづらいお土産、ありますよね。
テッシュ使わないと手が汚れてパソコン仕事に影響出ちゃうやつとか、粉みたいなのがめっちゃ出て机が汚れちゃうやつとか。。。
でも、そういう手がかかるお土産は、だいたいがとても美味しいのです。
味へのこだわりから、お菓子単体とその上にかけるソースが別になっているお菓子とか、仕事机の上で食べるのはちょっと大変なんですが、そのこだわりは買いますし、そもそも本来はお茶とか用意して自宅の食卓でしっかり食べるべきものなんですよね。(笑)
管理人がもらって「おっ、きたか、こりゃー仕事は止めて、ちゃんと食べないとな」と構えるのは、山梨のお土産で50年の歴史を誇る「桔梗屋信玄餅」です。
このお菓子は本当に凝っています。
ご存知の方はわかると思いますが、メインであるお餅、そして上にまぶすきな粉、さらに最後にかける黒蜜を、風呂敷で包んでいるんです。
さらに、食べるためのお箸のような爪楊枝のような木の棒?も、可愛い包みがされていて、完璧なパッケージングです。
この桔梗屋信玄餅を生み出したのが、中丸眞治(なかまる しんじ)さん。
桔梗信玄餅を製造、販売している(株)桔梗屋の4代目・相談役です。
老舗和菓子店でありながら、ベンチャー精神を忘れずに様々なことに挑戦し続けている中丸眞治さんについて、今回はリサーチします。
公式ホームページの「桔梗信玄餅のお召し上がり方」が凄い
中丸眞治さん率いる桔梗屋は、今や和菓子屋に止まらず、飲食店やホテル、テーマパークや自社農園など、様々な事業に取り組んでおられます。
老舗和菓子店というと、昔ながらのやり方を頑固に守って、、、みたいなイメージがありますが、そこはベンチャー精神を忘れない中丸眞治さんのカラーが出ているのかもしれませんね。
私が「これは凄いな」と感心したのが、「桔梗信玄餅のお召し上がり方」という動画です。
上で挙げた通り、桔梗信玄餅は美味しいですし、本当に凝っていますが、下手をすると食べづらいという評価も受ける可能性があります。
そこをしっかりカバーするのが、公式サイトで紹介されている数々の動画です。
なんと、わざわざ食べ方を動画にしてくれています。しかも何種類も。(笑)
こちらをご確認ください。
これだけで終わらないのが桔梗屋さんです。
さらに、桔梗信玄餅を包んでいる本結びの簡単なほどき方まで動画にしてくれています!
このサービス精神!そして、しっかりと今の時代にも合わせる柔軟さ。
こういうことができる会社ですから、桔梗屋さんはこの先何十年、何百年も時代に合わせて変化をし、生き延びることと思います。
中丸眞治の経歴や出身高校と大学は?
そんな桔梗屋の4代目社長、中丸眞治さんの経歴をご紹介します。
1949年、山梨県に生まれます。
1972年には明治大学商学部を卒業され、その後当時は有限会社だった桔梗屋本店に入社されます。
入社後はメキメキと頭角を現し、1995年に株式会社となった桔梗屋代表取締役に就任します。
ここからがベンチャー精神溢れる中丸眞治さんらしいのですが、1998年にはなんと代表取締役として桔梗屋に在職したまま、明治大学大学院商学研究科に入学します。
そして、2000年に明治大学商学修士、明治大学大学院博士後期課程に入学し、さらに2001年からは明治大学リバティ・アカデミー「マーケティング講座」の講師を務められます。
生徒だったはずが、、、講師になっているというのはかなり面白いですね。
2004年には明治大学大学院博士後期課程修了し、博士(商学)となります。
そのような経歴があるからこそ、今の桔梗屋の多角的な経営ができているのでしょうね。
主な著書に『ベンチャー戦略論』(同友館、2004年3月)がありますが、とても老舗和菓子屋さんの社長が書いたとは思えない内容です。
以前、お菓子店シャトレーゼの工場見学についての記事を妻が書きました。
シャトレーゼも桔梗屋と同じ山梨県の会社ですし、もしかすると中丸眞治さんや桔梗屋にかなり影響を受けたのかもしれませんね。
妻や結婚、跡取りや息子は?
現在60歳を超える中丸眞治さん。
ご結婚はされているのでしょうか。
また、山梨県を中心にお菓子屋さん以外にもコンビニやカフェ、イタリアンのお店など24店舗を展開している桔梗屋とグループの社長ですから、跡取りも気になります。
色々と調べてみましたが、、、全くもって情報がありませんでした。
中丸眞治さんの画像を拝見すると、とてもダンディーでオシャレな方ですから、さぞかし素敵な奥様がいらっしゃるのでは、と思います。
また、お子様ももしかすると、グループの中で修行中なのかもしれませんね。
偉大なる父を持ち、プレッシャーも相当かとは思いますが、頑張って欲しいなと思います。(そもそも奥様もお子様もいらっしゃらない可能性もありますが。。。)
常に挑戦を続ける中丸眞治さん。
しかし、新事業を展開しなければ会社が潰れる、などといった切羽詰まった動機ではなく、その挑戦や変化を楽しんでいらっしゃるように感じます。
これからもあっと驚くような仕掛けを続けていって欲しいですね。
ハジメテトピックスは中丸眞治さんと桔梗屋(と桔梗信玄餅)をこれからも応援し続けます!!!