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こんにちは!読書大好き、管理人です。
先日はアメトーク!の読書芸人でカズレーザーさんが紹介されていた「妻に捧げた1778話」を購入し、カズレーザーさんが仰る通りにラストで号泣してしまいました。。。
私も妻を持つ身として、また、ブログや音楽などをやる創作者として、作者の眉村さんの抑制の効いた態度には本当に感心しました。
過剰にならない様に、他者に誤解されないようにと非常に慎重で、とても配慮されているなと感じました。
ご本人は決して泣かせたいわけじゃない、美談として語られたいわけではない、という姿勢なのですが、、、それでもやはり感動してしまいました。
まだ読んでないという方は、ぜひ一度手にとってみてくださいませ!
それにしても読書って、実際に体験していないことなのに、まるで自分が体験したかの様に感じられるのが不思議ですよね。
子供の頃にはよく「本を読みなさい」と言われていて、本なんかなんの役に立つのだろうかと思っていたものですが、大人になってみると大事さがよく分かりますよね。
さて、先日第158回の芥川賞候補者である石井遊佳(いしいゆうか)さんの記事を投稿しました。
今回は、「雪子さんの足音」という作品で2回目の芥川賞候補となった、木村紅美(きむらくみ)さんをご紹介したいと思います。
なんでも、twitterを使いこなす現代的な小説家のようです。どんな方なのか、気になりますね。
経歴やプライベートのことなど、早速リサーチしていきます!
木村紅美の経歴は?
まずは木村紅美さんの経歴をまとめます。
生年月日は1976年1月5日生まれ。この記事は2017年の12月に書いておりますので、、、もうすぐ誕生日ですね。(おめでとうございます!)
お生まれは兵庫県尼崎市ですが、小学校6年生から高校卒業までを宮城県の仙台市で過ごされており、2017年現在のご両親がお住いになられているご実家は、岩手県の盛岡市です。
その他にも、小学校6年生で宮城県仙台市にたどり着くまでに神奈川県横浜市や東京都杉並区、福岡県福岡市、千葉県千葉市と様々な都市を転々とされています。
色々と調べてみると、過去にヴィレッジヴァンガード下北沢店に勤務していたこともあるようで、サブカルチャーがお好きなのかもしれません。(私も好きです)
作家としてのデビューは2006年に発表された「風化する女」で第102回の文學界新人賞を受賞したことでした。
その後、2008年には「月食の日」が第139回の芥川賞候補に選ばれ、木村紅美さんの地名度は一気に高まりましたが、惜しくも受賞は逃します。
さらに、2013年には「夜の隅のアトリエ」で第35回野間文芸新人賞候補に選ばれます。
そして、今年2017年、「雪子さんの足音」で第158回の(2回目の)芥川賞候補となります。
うーん、、、芥川賞の結果が楽しみですね!!!
出身大学や高校は?
経歴の欄でも少しお伝えしましたが、木村紅美さんは小学6年生から高校卒業までを宮崎県仙台市で過ごされています。
出身高校は宮城県仙台向山高等学校です。
そして気になる出身大学ですが、明治学院大学文学部芸術学科卒業とのことでした。
文学部を卒業されてしっかり小説家になられたのですから、とても素晴らしいことですね。
ちなみに、明治学院大学では比較文学者であり映画史家の四方田犬彦(よもたいぬひこ)さんに師事していました。
四方田犬彦さんも教え子に芥川賞候補者がいて、鼻が高いのではないでしょうか。
twitterが気になる!
2017年現在40歳と、作家としては比較的お若い印象を受ける木村紅美さん。
非常にうまくtwitterを活用されております。
ご自身の著書の宣伝だけでなく、感心された意見をリツイートしたり、ご自身の近況を述べられたり。。。
下のツイートのような、クスッと笑える、身近に感じさせてくださるようなツイートもあります。
午後、歯医者へ 受付のお姉さんにも先生にも「(二十日の候補発表の)NHKのニュースを見ましたよ!作家なんですね!」と言われてしまい、は、歯、は、恥ずかしいったら・・・(治療中の口あんぐりあけた顔と、TVで流れたのであろう奇跡の写りのよさの写真のギャップが・・・!)
— 木村紅美 (@waremokouko1) 2017年12月25日
当ブログでもご紹介した、ブレイディみかこさんの「いまモリッシーを聴くということ」を読まれたとのこと!なんとなく嬉しいです。(笑)
モリッシーぜんぜん知らないのに衝動買いして読んだブレイディみかこさんの「いまモリッシーを聴くということ」(Pヴァイン)素晴らしかった あらゆる表現と国家の関係について考えさせられる一冊、モリッシーのアナキストぶりに打たれる 夜な夜なネットで楽曲を聴き漁りファンになっちゃったよ!
— 木村紅美 (@waremokouko1) 2017年12月25日
※ブレイディみかこさんについての記事はこちらです。
装丁が素敵な「いまモリッシーを聴くということ」。オススメです。
小説家というとどうしてもとっつきにくい、気難しそうなイメージがありますが、twitterから感じる木村紅美さんの人となりのようなものは、とても親近感が湧きますね。
結婚している?夫や子供について
お写真などを拝見すると、とてもお美しい木村紅美さん。
ご結婚はされているのでしょうか。また、もしされているのでしたら旦那様やお子様はどのような方なのでしょうか。
色々と調べてみましたが、、、残念ながら情報が見つかりませんでした。
少なくともご本人からご結婚やご家庭については言及されていないので、独身なのかもしれません。
まだまだお若いですし、お綺麗ですから今後ご結婚されても不思議ではないなと思います。
芥川賞だけでなく、そちらの発表も気になりますね。(笑)
ハジメテトピックスはこれからも木村紅美さんを全力で応援し続けます!
※木村紅美さん同様、第158回の芥川賞候補者である石井遊佳さん、若竹千佐子さん、前田司郎さん、宮内悠介さんの記事はこちらです。
※第158回の直木賞候補者である伊吹有喜さん、彩瀬まるさん、門井慶喜さんの記事はこちらです。