この記事を読むのに必要な時間は約 13 分です。
こんにちは!
つい先日終戦記念日を過ぎたばかりですが、、、かつてないほどに戦争への緊張感が高まっているなと感じている管理人です。
北朝鮮がミサイルを発射することに対して「またか」と若干慣れてきている自分に恐怖を感じます。
また、温暖化や地震などの自然環境、PM2.5などの大気汚染、または仮想通貨などによる通貨の信用問題や、破綻寸前と言われている日本や世界経済の問題など、、、
私たちの周りには現在、様々な、そして解決困難な問題が山積みです。
日本を出て外国で生活する、というのも1つの方法ですが、なかなかそう簡単にはいかないですよね。
そんな状況の中で、「自分の身は自分で守ろう」という動きの1つが、核シェルターの購入です。
ただ、そもそも日本人には核シェルターを個人が持つ、ということ自体発想がありません。
「日本核シェルター協会」というところが出している核シェルター普及率というデータがあります。
【人口当たりの核シェルター普及率】(NPO法人日本核シェルター協会調べ)
スイス 100%
イスラエル 100%
ノルウェー 98%
アメリカ 82%
ロシア 78%
イギリス 67%
シンガポール 54%
日本 0.02%
※全人口に対し、何%の人を収容できるシェルターが存在するかを基準に作成
(日本核シェルター協会HPより引用)
他国に比べ、日本の普及率は驚くべき低さです。
諸外国の普及率の高さにも正直ビックリしてしまいましたが・・・
特に普及率トップ、防災先進国といわれるスイスでは、冷戦後1963年の法制定後に多くのシェルターが設置されました。
病院や学校などの地下に30万以上のシェルターや500あまりの公共シェルターが作られたそうです。
スイス人口の114%が収容可能で、そのうえ自宅にも必ずシェルターを設置する義務が設けられたとか。
今は法改正され緩和されましたが、そのくらい国自体に必要である存在だったんですね。
日本でも、北朝鮮とアメリカの緊張状態を反映してか、非常事態に備え家庭用核シェルターの注文が相次いでいるそうです。
今回はそんな核シェルターについて、日本での家庭用の価格や販売会社など、気になる点をリサーチしました。
日本での家庭用の価格は?
核シェルターの家庭用の価格ですが、相当高くてとても一般人には手が出せなさそうなイメージです。
主に核シェルターには2通りのタイプがあります。
地下シェルタータイプとその価格
こちらは映画などでよく見かけるシェルターです。
住宅などの地下に設置するタイプで、ガレージなどから入り口を作り、地下の個室に誘導します。
価格は約300~500万円ほどが多いようです。
また、避難用のトンネルなどを備えると約600万円以上するみたいです。
いずれも運搬費、交通費なども含めての価格だそうです。
豪華なものでは入り口に除染室を完備、またベッドやキッチンなどが備え付けらえている、いわゆる「居住用」タイプもあるようです。
こちらの居住用地下シェルターに関しては、約1000~2500万円くらいからあるようです。
地下用核シェルターのメリットとしては、やはり頑丈であり、密閉度があることからの安心性でしょうか。
デメリットとしては工期がかかるため、万が一設置中に何か緊急事態が起きてもすぐには使用出来ないということです。
時間とコストがかかるため、一刻も早く、と特に緊迫した状態が続く日本国内からの問い合わせが急増しているようです。
この地下シェルター、国内はもとより海外への問い合わせも多く、日本からの売り上げが80%のシェアを占める会社もあるようです。
昔は他国事だと思っていた危機が、すぐそばまで来ている事を皆さん感じているんですね。
空気清浄機型タイプシェルターとその価格
シェルターといえば地下にあるイメージが一般的ですが、最近は室内に取り付けるタイプも増えています。
地下に設置することが出来ないマンションや木造住宅などの部屋に放射能や化学物質を除去できる空気清浄機を置きます。
そうすると部屋自体を核シェルターのようにすることが出来るそうです。
放射性物質はもちろんのこと、VXガスやサリン、そのほかのウイルス等の感染まで防いでくれるとか。
価格も小型なら60万円ほどから、あらゆる有害物質除去が出来るものなら280万円ほどで購入できるようです。
空気清浄機型のメリットは、コストの安さと、設置の手軽さかと思います。
デメリットは地下型に比べると密閉性などは劣ると思われること、外界との遮断が完璧にはしにくいところなどでしょうか。
とはいえ、なにもしない状態よりは断然安全性は高いと思われます。
日本、特に都市部ではタワーマンションや高層ビルばかりで各家庭が地下シェルターを準備することはまず無理です。
そういう意味では、今後この空気清浄機型の核シェルターはかなり需要が出てくるのではないでしょうか。
実際、現段階でもかなり問い合わせが多いようです。
また、最近ではイスラエル製のエアコン型核シェルターというものも出ているようです。
こちらは空気清浄型よりも小型で、見た目もスタイリッシュです。
取り付け工事も約半日~1日ほどで完了するようです。
販売会社について
核シェルターですが、いったいどこで購入できるのでしょうか?
日本国内、海外、通販の3つでリサーチしてみました。
日本国内
管理人が気になった、日本国内の主な販売会社はこちらです。
株式会社シェルター
1962年創業の大阪府にある会社です。
最近話題のイスラエル製エアコン型核シェルターを取り扱っている会社です。
他にも、スイスやドイツ製の核シェルター、地下型核シェルターも取り扱っています。
メディア掲載も盛んで、TV・雑誌・新聞にも多く取り上げられている会社です。
株式会社 織部精機製作所
神戸にある創業106年の会社です。
日本核シェルター協会会員第一号の会社でもあります。
核シェルターの販売、施工はもちろん、探査業務や港湾工事業務なども請け負っている会社です。
こちらではイスラエル製簡易テントシェルター(100基から購入可能)や、簡易防護服なども取り扱っています。
こちらも多くのメディアの取材を受けているようです。
海外の販売会社
海外の販売会社はかなりの数があるので、管理人の独断と偏見で日本人でもサイトが見やすく、購入しやすそうな会社を挙げておきます。
アトラス・サバイバル・シェルターズ
カリフォルニア州にあるメーカーで、世界各国に顧客を持ち、核シェルターを出荷しています。
半年から一年居住可能な核シェルターを十数種類製造しているそうです。
なかでも「ボムネード」という核シェルターが、値段約210万円ほどでよく売れているそうです。
HPで写真を見ましたが、とにかく中がおしゃれで素敵です。
避難生活といえど、これなら快適な生活が送れそう!といった感じでしょうか。
ただ、やはりサイズが結構大きめなので日本に適しているかどうかは不明です。
地下型はかなり土地面積を必要とするでしょうから、広大な土地を持ってる方は良いかもしれません。
やはりこの会社も日本からの問い合わせが急増しているようです。
日本向けサイズでもやはり500万円以上はするそうです。
ビボス
カリフォルニア州にある、高級シェルターのメーカーです。
世界最大級の地下型シェルターを建設、保有しており、各地で大型のシェルターコミュニティーが形成されています。
ビボスのメンバーになると、各地に存在するシェルターの共有オーナーとなり、シェルターにアクセス、使用する権利が与えられます。
サウスダコタにあるシェルターコミュニティでは、約570個のシェルターコミュニティが形成されています。
各シェルターは最大99年間のシェルターリースで、前払金約280万円と、99年間の地上賃貸契約で年間約10万円ほどを支払いしていくようです。
非常に高級に感じますが、24時間365日のセキュリティや軍事訓練された警備員、メンバー専用のアクセスゲートと安全性は抜群です。
また、内装や設備もオプションプランで豊富に組み合わせることが出来ます。
日本国内にシェルターコミュニティは建設されてませんが、有事の際に海外に脱出する、または海外にも避難拠点を確保したい方には最適かもしれません。
まさにセレブ御用達のシェルターといっていいかもしれません。
国内、海外どちらのメーカーも設置条件や用途によって金額も変わりますので、気になる方は是非問い合わせてみて下さいね!
通販
核シェルターは通販でも買えるのでしょうか?
楽天とAmazonをチェックしてみました!
楽天には、なんと核シェルターありました!
|
お値段はなんと840万円です!
最大8人まで収容できるようなので、大家族でも大丈夫ですね!
ただこの商品、問い合わせ殺到で売り切れ状態が続いているようなので、興味ある方は是非問い合わせてみて下さいね。
Amazonでもこんなシェルターを見つけました!
こちらは津波や、地震、防災用のシェルターで73万円ほどで販売しているようです。
ただ、この、地震津波防災用シェルターでは、放射能などは防げません!!!
用途を明確にして、間違いのないようにしっかり調べてから購入してくださいね!
決して安くない買い物ですし、命を守るものですので!
日本においての核シェルター
核シェルター普及率0.02%の日本ですが、有事の際、私達が避難できる様な公共の核シェルターはあるのでしょうか?
色々と調べてみましたが、公共の民間人用の核シェルターの情報はありませんでした。。
政治的な問題などもあるのかもしれませんが、公的なものはないようです。
ただ、重要拠点には設置されているのではないかという噂はあるようです。
いずれにしても私達民間人には利用できなさそうですね。。
無さそうだな、と思っていても実際ないと聞くと少しショックで心配になりますね。
各メーカーに核シェルターの問い合わせが殺到しているのも頷けます。
核シェルターを使うことが無い様な平和な世界であることがもちろん一番です。
ただ、万が一の時のために、今からでも出来ることの知識と最低限の備えはしておきたいですね!