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こんにちは!宮崎在住の管理人です。
これまでも本ブログでは宮崎の政治家についての記事を書いてきました。
今回ご紹介するのは、来年2018年の4月22日に任期満了を迎える、宮崎県小林市長の肥後正弘(ひごまさひろ)さんです。
小林市といえば、少し前には移住を促進するPRムービーである「ンダモシタン小林」で全国的に話題になりましたよね。
また、先日完成した小林市の新庁舎は、地場産スギやヒノキをふんだんに使った木造3階建ての非常にオシャレな建物で、建築オタクの管理人としては非常に興味をそそられる物件です。(笑)
話を肥後市長に戻します。
現在2期目の肥後正弘さんは、2017年8月3日、3期目がかかった小林市長選に出馬しない方向であることが報道されました。
その理由はなんなのでしょうか。また、肥後正弘さんの経歴やご家族についてもリサーチしました。
小林市長選に不出馬の理由は?
まず、今回の報道の時系列を追ってみましょう。
不出馬の意向が最初に伝えられたのは、8月2日に小林市内で行われた肥後正弘さんの後援会の会合でした。
それが翌日8月3日に宮崎日日新聞などのメディアで報道されます。
正式に表明するのは8月7日に行われる小林市議会の9月定例会の一般質問だとみられております。
8月2日の後援会の会合で語った理由としては、課題だった「小林市立病院の産婦人科に勤務する医師が見つかり、分娩を受け入れる再開の目処が立ったことなどをあげたそうです。
確かに管理人の友人も、小林から出産のためにわざわざ宮崎市内の産婦人科まできていました。
出産はいつ来るかわかりませんから、すぐに対応できる環境ではないというのは非常に問題でしたよね。
実際に、小林市のホームページで肥後正弘市長は以下のように述べていました。
小林市でも少子高齢化の進展、地域の過疎化、医師不足など地方が抱える多くの課題に直面しています。関係機関との連携を図りながら、これら課題の一つひとつを解決していくために努力を続けています。
分娩の受け入れ再開にこぎつけられたことは、子を持つ親としてはとても喜ばしいことだと思います。
出身大学や経歴、プロフィールは?
肥後正弘さんの経歴やプロフィールをまとめます。
生年月日は1945年(昭和20年)5月4日です。
ご出身は宮崎県小林市。
出身大学は東京都町田市の玉川大学文学部を卒業されています。
座右の銘は克己復礼。
意味は「私情や私欲に打ち勝って、社会の規範や礼儀にかなった行いをすること」ということですから、まさに公人、政治家の座右の銘にぴったりですね。
趣味はテニスやガーデニングだそうです。
小林市長に就任されるまでの主な職歴は以下の通りです。
- 平成9年4月 小林市監査委員事務局
- 平成11年4月 小林市福祉事務所長
- 平成13年4月 小林市財政課長
- 平成15年6月 旧小林市収入役
- 平成18年5月 新小林市収入役
- 平成19年4月 新小林市副市長
- 平成22年4月 小林市長
妻や子供、家族は?
2017年現在、72歳ということですが、お写真などを拝見する限りでは非常に若々しく見える肥後正弘さん。
きっと、素敵な奥様やご家族がいるに違いない、と思い様々なインタビュー記事などを拝見させていただきましたが、残念ながら特に情報はございませんでした。
市長をお辞めになられてからは、ご家族やご友人とゆっくりされるのでしょうか。
小林市長選の候補者は?
肥後正弘さんが任期満了された後の、次の小林市長はどなたになるのでしょうか。
2017年9月6日現在では、元小林市議で現在は会社員の山口弘哲(やまぐちひろあき)さんが既に立候補を表明されています。
山口弘哲さんは、肥後正弘さんの2期目をかけた2014年4月の小林市長選挙に立候補しており、約1,000票差という僅差で破れております。
山口さんは2017年現在、50歳ですから、当選すれば市政の若返りがはかられることになりますね。
今後の小林市長選の動きに注目です。